Montevetrano la famiglia
モンテヴェトラーノが愉しめる名店

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Salutoご挨拶

まるで月にかかげる旗のようなクリュ モンテヴェトラーノ。規模の大きなワイナリーが造るタウラージを除けば、ワイン生産地としてほぼ未踏のこの地で挑戦する勇気を持ち、リッカルド・コタレッラ(Riccardo Cotarella)と共に歩みだした90年代初頭から実に30年が経過しました。
才能と知識、そして“本質”をさらに表現したいと願う家族の、この地に対する情熱の歴史でもあります。そのモンテヴェトラーノをどうぞお楽しみください。

シルヴィア・インパラート

Montevetrano Colli di Salerno IGTモンテヴェトラーノ

ブドウ品種カベルネ・ソーヴィニヨン50%
アリアニコ30%
メルロー20%
概要熟成はフランス産バリック。(ネヴェール、アリエ、トロンセ、100%新樽)色彩は非常に濃いザクロ色。 ベリー系果実、ヴァニラやスミレの花などの豊かな香りがデリケートなスパイス香に包まれ、強くエレガントに展開する。口に含むと想像を絶するポテンシャルの強さと複雑さ、そしてバランスの素晴らしさが感じられる。原料のブドウの品質の良さを感じさせる濃厚な果実味。ヴェルヴェットのようになめらかなタンニン。余韻の最後に至るまで魅惑的な、南イタリアを代表する偉大なる赤ワイン。

Montevetrano – Episodio –モンテヴェトラーノ 誕生秘話

元々写真家であったオーナーのシルヴィア・インパラート。顧客だったアメリカ人が大変なワイン好きであったことから、ワインの世界に足を踏み入れました。毎週ワイン好きが集まるワイン会に通い、グランヴァンを堪能し議論を重ねるうち、自分でもワインを造ってみたいと思うようになります。ワイン会の仲間であったレンツォ・コタレッラ氏に相談をもちかけたところ、レンツォの兄、リッカルド・コタレッラ氏を紹介されます。早速二人はシルヴィアの別荘にあったブドウ畑のブドウでワイン造りを始めます。
出来上がったワインは素晴らしく、試しにロバート・パーカーJr氏(アメリカの有名ワイン評論家)に送ったところ「南イタリアのサッシカイアだ!」との高評価を受け、一気に世界中の注目を集めました。
土地のテロワールによって従来のコタレッラスタイルとは異なったエレガントさを持ち、上品なボルドーを思わせる、まさにグランヴァンと呼ぶにふさわしいワインです。

Amici友人たち

Riccardo Cotarellaリッカルド・コタレッラ 醸造コンサルタント

イタリアワイン最高峰のガイド誌「ガンベロ・ロッソ」において2000年度『エノロゴ・オブ・ザ・イヤー』(最優秀醸造家)に輝いた、イタリアを代表する「エノロゴ」(醸造家)の1人。自らワイン造りをする以外にも、イタリアで50以上のワイナリーの醸造コンサルタントを務める。2013年にはイタリア醸造家協会会長、そして2015年には国際エノログ連盟会長に就任。

モンテヴェトラーノは、カンパーニア州と南イタリアのワイン醸造界に光を当てました。当時より私が明確に持っていた信念が正しいということを証明し、その信念を強い確信に変えてくれたワインです。イタリア南部におけるワイン醸造は、長い歴史を経た今日も依然完全には表現されておらず、驚くほどの可能性を秘めています。
モンテヴェトラーノは現在イタリア南部全体を席巻している、素晴らしい赤ワインの歴史の先駆者といっても過言ではありません。
最初のボトルが実現したのは1991年のこと。カンパーニアが国際的ワイン市場での地位を確立したと同時に、私が誰より信頼するシルビア・インパラートと共有したワイン造りの過程で、個人的にも基本的かつ専門的な経験を得ることができたのです。素晴らしい土地、科学の知恵、そして生産する人々の愛が完璧に組み合わさり、素晴らしいワインが生まれます。
地中海地方の中心で生まれるこの赤ワイン モンテヴェトラーノ。この赤ワインを注いだグラスの中に、それらすべての要素を見いだせるのです。

Isao Miyajimaワインジャーナリスト 宮嶋 勲

東京大学経済学部卒。83~89年までローマの新聞社に勤務。イタリアで2004年から「エスプレッソ・イタリアワインガイド」の試飲スタッフ、2006年からはイタリアで最も定評のあるグルメガイド「ガンベロ・ロッソ・レストランガイド」の執筆スタッフを務める。現在フランチャコルタ協会日本事務局顧問も務める。

強く願えば夢は叶う。教えてくれたのはモンテヴェトラーノだ。1980年代ローマで毎週木曜日にワイン会に参加した。閉店後のワインショップで、ボルドー、ブルゴーニュなどテーマを決めて8種類ほどをブラインドで試飲していた。講師役は「バルバレスコよ永遠に」の著者エドワード・スタインバーグが務めた。
毎回ほぼ同じ顔触れだったので、すぐ友人になり、食事に行ったり、誰かの家に集まったりしていた。皆がとても若かった。唯一の業界人はレンツォ・コタレッラ(今はアンティノリCEO)でカステッロ・デッラ・サーラの支配人をしていた。後にガンベロ・ロッソの編集長となりイタリアワイン界に大きな影響力を行使するダニエレ・チェルニッリは学校の先生だった。ワイン評論家となるルカ・マローニ、カステッロ・ディ・アマのオーナーになるロレンツァ・セバスティは学生だった。そしてシルヴィア・インパラートは写真家だった。将来、メンバーの多くがワインの仕事に就くことになるとは知らず、無邪気にワインを楽しんでいた。

ある日、いつものように尽きることのないおしゃべりをして、ワインのグラスを傾けていた一同に向かってシルヴィアが言い放った。「祖父が遺してくれた農園に小さなブドウ畑があるから、ワインを造るわ。今日飲んだラフィットのような偉大なワインを」と。どこまで本気かわからないシルヴィアの宣言に一同は「シルヴィアのワインに」と乾杯して盛り上がった。
8年後ヴィーニタリーでそのワインを試飲した時、モンテヴェトラーノはカルトワインになっていた。人が押し寄せ、数少ないボトルを奪い合った。シルヴィアは真剣だったのだ。故郷に対する強い思いと祖父が飲ませてくれたワインの記憶がシルヴィアをワイン造りへと導いた。
彼女が強く望んだモンテヴェトラーノは情熱と熱い思いの結晶だ。うまく造られた美味しいワインは沢山あるが、人の心を動かす魂を持つワインは数少ない。モンテヴェトラーノはその一つだ。

La Famiglia名店リスト

ラクッチーナヴェンティトレ

住所〒040-0002 函館市柳町14-23
電話0138-31-7856

クリマ・ディ・トスカーナ

住所〒113-0033 東京都文京区本郷1-28-32-101
電話03-5615-8258
URLhttps://www.clima-di-toscana.jp

Ristorante Aroma Fresca

住所〒104-0061 東京都中央区銀座2-6-5 銀座トレシャス12F
電話03-3535-6667
URLhttp://www.aromafresca-afsa.com

YAKINIKU FUTAGO 17th St

住所〒105-0004 東京都港区新橋2-11-10 Hulic&new shinbashi 2F
電話03-6550-8725
URLhttp://www.mds-fund.com/futago

リストランテASO

住所〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町29-3
電話03-3770-3690
URLhttps://www.hiramatsurestaurant.jp/aso

ICARO (イカロ)

住所〒153-0051 目黒区上目黒2-44-24 COMS NAKAMEGURO 4階
電話03-5724-8085
URLhttp://r.10pre.jp/icaromiyamoto/

OSTERIA LA LUNA

住所〒460-0888 名古屋市中区栄3-24-11 エフジーパークサイド5F
電話052-265-3459
URLhttp://osterialaluna.ciao.jp/osteria-la-luna-top/

LA LUNA AZZURRA

住所〒460-0003 名古屋市中区錦3-13-30 ABCビル北館2F
電話052-972-7555
URLhttp://osterialaluna.ciao.jp/la-luna-azzurra-top/

ステーキ&シーフードHONJIN

住所〒491-0904 愛知県一宮市神山二丁目4番23号
電話0586-43-4129
URLhttp://hon-jin.jp/

Cave de K

住所〒604-0961 京都市中京区木屋町二条東入る481 ヴァルズビル1階
電話075-231-1995
URLhttp://ksix.jp/cavedek/

PONTE VECCHIO北浜本店

住所〒541-0041 大阪市中央区北浜1-8-16 大阪証券取引所ビル1F
電話06-6229-7770
URLhttp://ponte-vecchio.co.jp

モードディポンテベッキオ Modo di Ponte Vecchio

住所〒530-0001 大阪市北区梅田3-3-20明治安田生命 大阪梅田ビル30F
電話06-4795-8888
URLhttp://ponte-vecchio.co.jp/modo-di

wine-ya kawasumi

住所〒530-0002 大阪市北区曾根崎新地1-9-10 GOTS永楽町ビルB1F
電話06-6345-0234
URLhttps://kawasumi.business.site/

トムクリオーザ

住所〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島1丁目2-15 浜村サンプラザビル2F
電話050-3188-6885
URLhttp://www.tom-curiosa.com/

ペッシェロッソ

住所〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1-3-18
電話06-6241-0030
URLhttps://pesce-rosso.com/

リストランテ ラッフィナート

住所〒659-0093 兵庫県芦屋市船戸町5-24
電話0797-35-3444
URLhttp://raffinato-ashiya.com/r/

メッチャモンテ

住所〒730-0022 広島市中区銀山町11-13 ソシアルアサヒ館2F
電話082-249-3286

ルミーノカリーノ

住所〒792-0827 愛媛県新居浜市西喜光地町9-42 1F
電話0897-40-0825

aga-ri

住所〒810-0021 福岡市中央区今泉1-11-6 ハースホームビル2F
電話092-733-0700

Perche’ No!?

住所〒810-0023 福岡市中央区警固2-17-10 スパジオけやき通りビル1F
電話092-725-3579
URLhttp://www.perche-no.com

Pizzeria Da Gaetano

住所〒810-0004 福岡市中央区渡辺通2-7-14 パグーロ薬院1F
電話092-986-8822
URLhttp://gaetano.jp

SALON雪月花

住所非公開(会員制)
電話非公開(会員制)

Alla fine最後に

最後にモンテヴェトラーノのバックヴィンテージに関して。肉厚で繊細、優れた質感と甘み、スパイシーでスモーキーなトーンの黒い果実、地中海カンパーニア州のワインの、厳格で他に類を見ない個性を備えており非常に優美です。ぜひお楽しみください。
Grazie !

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